相変わらずシャラシャラと抽象幾何学模様の音が綺麗。
もうアイルランドには駆逐によりオオカミはいないらしいが、この物語のラストのような含みは夢があってよい。
嗅覚の表現が面白く、しかし確かに匂いってそういう感じあるよね、あるある!と謎に頷き。
ぷぅ〜ん という言葉を使いたくなるが、確かに煙のような図像として描きやすいオノマトペだよなとか謎の空想。
しかしイギリス⇄森の狼という対比がオシャレ(という言葉が合ってるかはわからん)。
地元民⇄森の狼ではないのは、史実を元にしていれば然るべきなのかもしれないけど、それでも新鮮に映る。
あと、監督がもののけ姫好きらしいので、「アシタカもっとバッチこいや!くそ!」の成れの果て、、、?
あるいはデルトロのシェイプオブウォーター的な、人魚姫に対するアンサーソング的な。
そして二転三転の展開がなかなか先を読ませなくて(読みたいという気持ちを起こさせるまでもなく絵で少しうっとり)、メモしたくなるような映画。
そして青緑みたいな色がとても綺麗!