ナマラマナ

ゴリラのアイヴァンのナマラマナのレビュー・感想・評価

ゴリラのアイヴァン(2020年製作の映画)
3.5
実在のゴリラを題材にしているんだそうです。
だからか(?)観ていてなんか切なくなっちゃって。アイヴァンはモールの中にある小さなサーカス団の花形なんですが、ただドラミングしてウォーって吠えて見せるだけのパフォーマンスをして20年。人間が想像するゴリラを演じているわけです。
マンネリ化し、下火になってきたサーカス団に新しい小象が来たり、古くからいる仲間の象が亡くなったり、そして徐々に思い出す昔の野生だった頃の事。
一度はみんなで脱走を企てるのですが、いざ外に出てもそこにはジャングルなどなく・・・現実を付けつけられる動物たち。
もう切なくて切なくて涙です。
でも時と共に動物愛護の運動も始まりだし・・・。
んーーー確かにラストはハッピーなんだけど(ディズニー映画ですしねー)、最初から人間世界へ連れて来なければよかったことだし。と素直に喜べない類人猿大好きな私です。
でも動物同士の会話とか楽しめて笑いもたくさんあります。それにCG技術もすごいですしねー。本物の動物たちが演じているみたいです。
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