"実話"であるという事を大切に制作され、声を吹き込まれた絵を描くゴリラのアイヴァンと仲間たちの心温まる感動のストーリー。
動物のいるサーカスと聞くと、どうしても"虐待"が頭を過ぎり、映画だとしても楽しめた事がないのですが、実話を元に作られたこの作品は全くそんな事なく、素直な気持ちで観れました。
動物たちが話すはずがないし、考えが分かる事なんてないと思いがちだけど、動物と暮らした事がある人なら日々感じている意思疎通。ずっと一緒にいると分かる事が沢山あるんですよね。
実際、人間のマックはゴリラのアイヴァンの父親で、密猟者から保護したアイヴァンを小さいうちから愛情いっぱいに息子と思い育てていて、動物園に渡すなら自分の側で育てていきたいと思い、その結果が小さなサーカスだった。
もし、自分がマックだったら。
小さなアイヴァンを育てるうちに、愛し愛され、信頼関係が生まれ、可愛くて可愛くて仕方なくなり手放したくなくなるだろうなぁと、色々考えさせられましたが、愛が見える作品だったから不快どころか、共感出来たし、どうするのが正しいのだろう?と考える事が出来ました。人間も悪い人ばかりではないのだから。
大きな社会問題を提起しながら、答えを押し付けない考えさせる作り方がとても良かった。子供とかと観ていたら、どう思う?とか、いいディスカッションが出来ると思う。そういう意味でもいい作品でした。
後はもう単純に動物たちが可愛い♥️
キャラクターもいいし、とにかく可愛い!
「ダンボ」を思わせるような1シーンもあって、心がぎゅんってなりました。ほんっとに目がキラキラして可愛くて🥺たまらない。
声優陣も豪華すぎ!
サム・ロックウェル、アンジェリーナ・ジョリー、ヘレン・ミレン。そしてマック役にはブライアン・クランストン!私の観るブライアン・クランストンが出てる作品ってなぜかいつもパンツ姿のシーンがあって笑える😂
映像もとにかく綺麗。
ディズニーは毎回映像が綺麗過ぎて感激する。
CGも細やかで凄すぎる!
Disney+だけなんてもったいないな~。