ショック・ドゥ・フューチャーの作品情報・感想・評価 - 23ページ目

「ショック・ドゥ・フューチャー」に投稿された感想・評価

てるる

てるるの感想・評価

3.8
人生で大事なのは、転んだ回数よりも起き上がった回数だ。

カリコレ2021のトークショー付きプレミア先行上映にて。
誰のトークショーか知らずに行ったら、まさかの石野卓球さんでビックリ!
道理で周りは映画ファンじゃなさそうな雰囲気の人ばっかりだったワケか。

舞台は1978年パリ。
打ち込みで作曲をしているアナ。
CM作曲中に、日本製のリズムボックスCR-78を手に入れ、CM曲そっちのけで新しい音楽作りに夢中になる、たった1日のお話。

ストーリーと呼べるような起承転結ではなく、起床から始まる起床転結。
起きて音楽かけて、作曲してつまづいて。

オススメのレコードやカセットテープを聴いてやる気を出し、パーティーで新曲披露。

卓球さんも仰ってたけど、普通の映画として観ると物足りない部分は多々あるかも。

しかし1978年という時代背景や電子音楽の歴史を知っていると楽しめる。

エレクトロミュージックが市民権を得る前で、女性作曲家がマイノリティだった時代。

音楽を作る難しさ、受け入れられない苦悩。
それと同時に、新しい音楽を作っていく興奮や楽しさも感じられる。

知り合ったばかりの歌手と一緒に、作詞と同時に録音作業してる時のワクワク感!
ここの流れがめちゃくちゃ楽しくてマスクの下でニヤニヤしちゃってた。

そしてアナ役のアルマ・ホドロフスキーが魅力的。
名前でピンときた方もいると思うけど、あのホドロフスキー監督のお孫さん。

あんなデカメガネが似合う美人が、ゴツイ機材の前で作曲している姿だけで萌える。
ジャケにもなってるけど、レトロなヘッドフォンをしているだけでファッション誌の一面を飾れそうなほど絵になる。

後で卓球さんの話で知ったのが、途中で出てくるコリーヌという人が実は1978年ではなく、現代の実在するアーティストだということ。

そんなメタ的要素を考えるに、単に1978年当時の音楽業界における女性の地位を描いただけでなく、当時と現代との違いをも描いているのではないか。
それと同時に今も脈々と受け継がれるエレクトロミュージックの系譜も。

とにかく卓球さんの知識がとんでもなくて、次から次にマニアックな話が飛び出していた。

元々レコード屋で働いてたり、「アイドリームオブワイヤー」というドキュメンタリー映画を観てたおかげで多少の知識はあっても、半分も分からない。
でも卓球さんもエレクトロミュージックに対する熱意とか情報量を面白おかしく伝えてくれたので、笑いに包まれつつ、より映画の内容を深く理解出来た気がする。
もち

もちの感想・評価

3.3
女子とシンセ、に対する愛を感じた。
シンセをあんなにも陶酔的に撮った映画は初めて観たかも。
新しい音楽を、女子二人で「いいね!」「最高だね!」と組み立てていく
あのシーンは、キラキラキュンとくる
すきなシーンだった。

短くてサックリ観終わる小品なので、過大な期待はしなければ適温◎
みぽち

みぽちの感想・評価

3.5
石野卓球🏓さんのトークショー付き上映にて🤤🎬
エレクトロミュージックを作曲する女性の1日を描いた作品。観終わってまず一番に、これ本当に1日で全部起きたことなのか?と感じてしまうくらい、とても濃厚でミチミチスケジュールの主人公🤣そしてこの時代ならではの女性軽視発言もちょこちょこ出てくる。男性は期日を守るけど女性は守らないって、根拠なさすぎるわい👊🤬
アナの作った曲に歌を入れていくシーンが一番お気に入り。
エレクトロミュージックの知識皆無だったが、卓球🏓さんのエンタメ性溢れるトークショー、とても面白かった🤣周りもゲラゲラ笑ってて幸せな空気感だったなあ😇
1978年エレクトロミュージックブレイク前夜のパリで何者かになろうと足掻く女性ミュージシャンのある1日を描いた青春音楽映画。
何か出会う閃く掴んだ時の”あの歓び”と失望と”それでも”。
ラストシークエンスに主人公の未来へ、昔の、今の俺にもエールを。
ってか今のかつての未来の”全て”の若者へのエールですね。
良き。好き。

カリコレにて先行上映を鑑賞。
上映後の石野卓球さんトークショー。
ヲタクはより楽しめるようですが、音楽明るくない自分もとてもおもしろかったです。
そして音楽がとても良かった!

21.7.9鑑賞
試写にて。1978年のパリを舞台にした、女性プロデューサーとエレクトロニックミュージックにまつわる映画。物語消費されることを一切念頭に置かない、演出やセリフの細部と歴史的背景に対する理解度で楽しませる(つまり、非常にオタク的な)作品だった。(主人公の基本情報の説明はほとんどなく、というか推測させるような描写すらほとんどなく、むしろ清々しいくらいだった)

エレクトニックミュージックの歴史から見過ごされてきたそのパイオニアたる女性プロデューサーたちに捧げられているという、作品そのものの持つメッセージは本当に素晴らしい。「映画」としての完成度とら別の魅力に溢れていた。音楽をやっている人にとっては「いますぐに家に帰って音楽作らなきゃ」って思わせてくれる映画で、そこが本当にいいと僕は思う。
gucci

gucciの感想・評価

3.1
78年、エレクトロミュージック創成期、この世界に魅入られた女の子が奮闘する映画と予告編を見てコレは見なくては!とカリコレにて先行で鑑賞。正直、映画としてはボヤけた感じで、短くて良かったという感想だった。絵面も音楽もカッコイイし、主人公美人なんだけど、、なんかピンと来ず、、、が、イベント上映故、上映後トークコーナーが有り、卓球が色々解説してくれて見方が変わった。青春映画として見たらダメよ、とか、オタクな監督が作ったマニアックなエレクトロミュージック映画だから細部を楽しむんだ、とか、気になってた部分の解説とか、壁のポスターとか棚の中身とか、結果それなりに楽しめた。上映始まったらもう一回見ようかな。
airi

airiの感想・評価

4.0
これはズキューンと来ました!
途中から体がウズいて仕方なかったし、ニヤニヤが止まらなかった、、、

この映画は、気持ちの良い音がなる環境で体感するべき◎
少し前に「音楽」というアニメ映画があったが、それに通じる部分があった。

初めて出会った新たなサウンド感覚によって、クリエイター脳が刺激され、とにかくいてもたってもいられない!とにかく作曲したい!という衝動とインスピレーションが湧き上がる様子が、今作に登場する音楽機材が全くわからない私にも、映像を通して伝わってくる。

これは音響の良い映画館で観た方がいい作品!
すさまじく興奮!一曲をつくりあげるまでを丹念にドキュメントする過程はミュージシャンならでは??
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