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ディープ・ブルー3のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ディープ・ブルー3(2020年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

レニー・ハーリン監督が手掛けた1999年公開のパニックアクション映画『ディープ・ブルー』シリーズの第3作である本作は、モザンビーク海峡の沖合に浮かぶ人工の島「小さな楽園」を舞台に、自然豊かな島でエマ・コリンズ博士率いる研究チームが繁殖にやってくるホホジロザメの生態を観察していた中、オレンジ川で6人の行方不明者がでた原因を調査するため、遺伝子操作によって高い知能を得たオオメジロザメを親に持つ3匹の人喰いザメを追い求めてエマの元恋人・リチャードが島に訪れたことで状況が一変し、巨大ザメによる恐怖が迫り来る様を描いたものとなっているのだが、大まかなあらすじとしてはありがちな展開ばかりが映し出されて真新しさはなく、到底面白いとは言えない程度のものですし、本作の要である巨大ザメに関しても、映像のクオリティは"B級そのもの"。発想やアイデア、登場人物らの死に様はわりと印象に残り評価はできるが、全体的に見て暇つぶしくらいが丁度良い作品といったところですかね。ただ、『ディープ・ブルー』シリーズの主要キャストとして日本人女優の蒼れいながミヤ役として出演していることや、彼女の演技、チャーミングなキャラクターもまた良く、個人的には彼女を知れたことだけでも観る価値はそれなりにはありました。
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