劇場納めにしようと思って、時間的に合ったので選んだ1本がとんでもない2020年の名作邦画だった。
なんなの、このグサグサ来る感じ。見ながら何度泣いたか分からない。私の中にもAがいるじゃん…。
感情の起伏が激しいのに言いたいことはサクっと言えず、呑み込むことで自己嫌悪。Aに当たる。
「おひとりさま」じゃなくても、やってしまうよ、それ。いや、家族が居ようが、おひとりさまなのか…結局。
ヒロインのアップがとても多いのだが(理由はある)、そのアップの連続に耐える美貌だな、のんさんは。飛行機シーンのポップな演出、ポスターのよう。
一人で生きることに慣れた人が、人と生きていくことに喜びを感じて行けるのか。ちょっと、コロナ禍中の独と密を思わせる。