このレビューはネタバレを含みます
映画館以外で泣いた映画、久しぶりだな。自分が小学生くらいの時によく関わってた人の中に幻覚とか幻聴が聞こえるタイプの人がいて、その時は統合失調症なんて病気全く知らなかったから「そんな声聞こえないよー」とか言って特に気にせずトランプして遊んでたことをふと思い出して、こんなに辛くて、人から理解されなくて、たくさん薬を飲んでたんだと思って、悲しくなってしまった。
アダムが最後にみんなの前で声に出した小論文がすごく、よかった。
“自分にとっての最大の失敗は、愛する人々から隠れたこと。”
親や自分を理解しようとしてくれる人々の声を信じて、前に進む。
それに気づくことができたアダムが素晴らしいし、その小論文を聞いた私たち側もハッとさせられることが多かった。