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カンターの闘牛士のricoのレビュー・感想・評価

カンターの闘牛士(1932年製作の映画)
3.8
監督は「我輩はカモである」の前年作となるレオ・マッケリーで、ミュージカル部分はバスビー・バークレーで、脚本はウイリアム・アンソニー・マクガイアと「御冗談でショ」や「カモ」を書いてるバート・カルマー&ハリー・ルビーの共同執筆だと裏ジャケに書いてある。

全体的にみてとてつもなく笑える訳ではないが、冒頭が「カンターの闘牛士」(原題はthe kid from spain)なのに大学の女子寮で寝起きの女子大生が何故かプールに飛び込むという全く関係のないバスビーミュージカルな所とか脈絡がなくて素晴らしいのと、後半のカンターのミンストレルショーからのバスビーミュージカルの流れの高揚感はたまらなかった。

笑えるかは別にして個人的にはわりと好き

https://youtu.be/qU5dvsvOtGg

最後の牛のハリボテは地味にクオリティが高い
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