このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリーのよう
最初の職場がもっと恵まれていたなら、
こんな風に逃げ出したりせずに
身分証やパスポートを失わずに済んだ
極寒の土地で、仕事はキツそうだけど週休2日
手も足もかじかむ、でも前の仕事よりはマシらしい
働いて国に仕送りをして
彼女たちの肩に家族の生活がかかっている
ブローカーにも1割払い続ける
1人だけ話さずに、じゃれたりもしない女の子が気になっていた
ずっと言えずに彼女の中で重く苦しくなっていただろう
ラスト近く、石油ストーブの前でたった一人スープか何か飲む
その心の揺れ、気持ちを決めるまでのシーンが凄かったと思う
近所のコンビニや、チェーン店の店員さんは外国の人だ
日本に来て良かったと、思えるような生活だったらいい
そうであって欲しい