もはやルドワイヤンが可愛すぎるうえにノーブラなもので正当な評価など出来ないが、ルドワイヤンの可愛さに得点をつけるのであれば軽く５兆点、ラムちゃんを易々と超える。そんな彼女が「ダーリン、できたっちゃ。」と突然の妊娠を相手に告げるが、無職の彼氏は慌てふためき、目をパチクリさせ、まずいコーヒーにミルクを入れすぎ溢れさせる、なんとも頼りない。そんなダメンズをカフェに置き去りにし、彼女は仕事に行く。長い無雇用期間を経てようやく手にした仕事、その初出勤、美貌故に上司からセクハラにあい前職を辞めた彼女であったが、その悲劇はまたも繰り返されるうえに、新たな雇用主は全くもって不寛容かつ無責任、ドアを開ければ客は朝からハメハメ、難ありが過ぎる。だが彼女はへこたれない、諦めへん、辻元清美すら超えるその強すぎる眼差しで、ただ「一人で生きる」未来を見据える。カメラはそんな不安と焦燥、苛立ちを時に嘲笑で迎え撃つ少女の表情を捉え、それから逃れる様に足早に前へと歩き続ける彼女の背中を追い続ける。少女から女性、そして母へと変貌を遂げるヴィルジニー・ルドワイヤン、髪を短く切り揃えたその姿は、もはやガールでは無くウーマンである。にしたってルドワイヤンが可愛すぎて、今日新文芸坐に足を運ばなかった人はだいぶ人生を損している、もうずっとルドワイヤンのアップでいい、そんな事すら思った、生きているのが辛くなったから、帰ったらリスカしようと思う。
