心が潤されました。満たされました。上質な映画を観た気分です。
「家」とは、「家族」とは、「別れ」とは、「心の拠り所」とは、当たり前のことを見つめ直し、どんなカタチでも人生を歩む希望を与えてくれるような映画でした。これは「アメリカの今」なんだと思う。
これを是非映画館で観て欲しい理由としては、映像と音響の美しさと、自らノマドライフをファーンとともにしているような没入感を得られることです。自然と笑みがこぼれたり、眉間にシワが寄ってしまったりしてしまいました。
ファーンの心が通うものは見る側だけでなく、ファーンとともに過ごす人々もそうですし、注目してほしいのは天気です。天気の移り変わりが、ファーンの心とシンクしていて、太陽の差す時間がどれほど幸福な時間に感じたことか。これから観る方は、是非気にしてみてください。
