「テネット」のように、ストーリーについていけず、途中で寝ても面白いと思える作品もあるし、たんたんと進むのに見終わったたあといい映画だと思える作品もある。「パターソン」とか、、
この「ノマドランド」もひたすら淡々と進むが、ある意味リアル感がハンパなく、なぜだろうと思ってエンドロールを見て、なるほど、役者さんはリアルにノマド生活してる人達なのね。また、主演のフランシス・マクドーマンドの演技というか、、荒野での放尿シーンとか、下着たたむ姿とか、川での水浴びシーンとか、さらけ出すじゃなく、ナチュラルな感じでのシーンがまた、この映画をより一層リアルなものにしている。この歳で、もう、頭下がります、ほんとに。
この映画観ていた観客は、主人公と同じ初老の方ばかりだった。みんなどんな想いで観ていたのだろう。
