開始2分でトイレどーしてんのかね〜と思った次の瞬間に正解見せてくれて、だよね！ありがと！ってなった。排泄物についてうやむやにせず示してくれる映画は信用してる。
これがアカデミー作品賞有力って、アメリカもハイコンテクストなものが賞賛されるようになったもんだ。そもそも監督が北京出身なのでこういう作風が可能なのは解るけど、観客がこれを大々的に受け入れるってのが、時代変わったなーと思う。これ言いたくないけど（風の時代…）じゃんね…
その中でスワンキー弔いの会の遺影カットは余計だったんでは〜「アッこれ誰かスポンサーの白人から分かんないから入れろって圧力かけられたんじゃないか」って邪推してしまった。
ここから個人的な話になるのですが、大学生のころ夏は福島県の川内町にある獏原人村というコミュニティで開催される満月祭というのに参加してた。
まぁ簡単に言うとヒッピーのような人たちが老若男女集まって、焚き火を囲って音楽を聴き、演奏し、川で遊んでテント泊や車中泊をした。ここで出会った人たちとは翌年の満月祭でまた久しぶり〜と会うこともあれば、他のフェスでばったり再会したり、都内に遊びに来るからと連絡を貰ってうちに泊まってもらったりした経験もあって、ファーンたちの暮らしを見ていてそれを思い出した。
ちなみに福島第一原発から近かった川内村は3.11の直後から警戒区域になったり避難指示が出たりして、あんなに資本主義から遠かった場所がこんなことになってしまうなんてとショックだった。
資本主義の歪みの影響を受けるのはそこから1番離れたかった人たちだったりする。
