I'll see you down the roadsだったかな？
一度離れてしまってもさよならは言わない、きっとまたどこかで会える。
さすがはアメリカ。人々の生き方が驚くほど自由、その中でも更に自由な生き方を追い求めるノマドの人々。
老いるということは人恋しくなるものだと私は勝手に思い込んでいたのですが、彼らは好んで1人を選ぶ。何かに縛られて生きることを嫌い、大切な人、物事を想いながら1日、1日を大切に生きています。
自分と重ねてみる部分はないけれど、なぜか胸をぎゅーっと締め付けられる。
主演女優の人を初めて観ましたが、本当のノマドだと言われても疑わないくらい完璧に演じていました。
思い出に縋ってもいい、だけど強く生きる。その心意気は到底真似できないけど、その脆さが彼らの心の美しさを際立たせます。
この生き方に惹かれる部分は少ないながら思ったことは、今いる世界に疲れ切ったら一度立ち止まって何にも縛られずその日をただ感じる様に生きることも人間には大切なのかな、そんなことを感じました。
