リトリートに行った感覚になる映画だった。
一つの場所に定住しない放浪の生活スタイルは凄く魅力的に見える一方で、生活できるラインが常にギリギリでとても辛そう。
冬のシーンは『ファーゴ』を彷彿させられた。
驚いたのが物語が一年間という長いスパンで描かれていたこと。
アマゾンや料理店で働いてる場面や、病院が映った時は『日常的』な感じがして、妹や友人の家を訪れた場面は『他人の家にお泊まりに行ってる』感じがした。
見終わった後の曇りの日に車を動かした時、
自分も映画の中に入ったような気分になった。
とても不思議なものを感じさせてくれる作品です。
ラインダンスまたみんなでやってみたいなあ。