ドキュメンタリータッチな、かなり渋い作品だった。
資本主義社会の中ではじかれてしまい望まずにノマドになった人、自分で選択してなった人、それぞれの理由があると思うけど、映画の中の人達は誰も国や他人のせいにしてない。
淡々とやれることをやって生きてる。
妹夫妻や元ノマドの友人に、一緒に住もうと誘われても受け入れないファーン。
バンでの生活より安定はあるとしても、自分の居場所じゃないって何となく感じるんだろうな…と思った。
そういう感覚はわかる。
しかし気にかけてくれる家族や友人がいるというだけで支になるし、ありがたい。
フランシスマクドーマンドは演技というか、ファーンとして生きてるって感じ。