"ノマド"と呼ばれる家を持たない人々の生活をリアルに映し出すロードムービー。
映画のポスターとタイトルを見た時に、想像した通りの映画でした。
深いんだけど浅いというか、"リアル"なんでしょうね。
新しい価値観、"ノマド"は一時期もてはやされるくらいポジティブな報道もよく見かけました。
そういう報道に対して「良いことばっかりじゃない、これがノマドのリアル」を伝えたかった映画なのかな？と思うことが1番腑に落ちています。
ノマドの、時間への豊かさ、経済面と世間から受け入れられない厳しさ、それぞれ事情を抱えていること、そんな仲間にまた巡り合って助け合えること、
そして全ての人が何かの価値観に囚われてしまいやすいこと
これらを自然に伝えてくれる映画でした。
ゆったりとしていて、演者と演出に統一感がある。
期待を裏切らない映画だと思います。
(でも新しい価値観に対して肯定できない人は多いものだから、「そりゃわざわざ伝えられなくても良いことばっかではなくない？」と思っています…すみません……)
追記、
えっ！
この映画の出演者、演者2人以外みんな本物のノマドだったの！？
わからなかった！！！すごい！！！！
