歴史的予備知識はなしで(でも気になって途中ウィキ見ながら)見ました。
スレブレニツァの虐殺最中が舞台ということで結構構えて観ましたが、この作品のメインはアイダとその家族。
家族だけを助けようとするアイダに理不尽を感じながら、(アイダに助けを求める友人のシーンがいくつかあったが、彼女は全く取り合わない)
あの状況で自分を、大切な人を守るには何ができるのか?(国連は助けてくれない)を考えさせられるストーリーでした。
他の人のレビューにもあるように、フォーカスがアイダなので映画を見るだけなら予備知識は不要。でもそれがないと、登場人物の、アイダの気持ちはわからないのかもしれない。
歴史的背景や国連の状況説明が不足だった(というか見る人に頼る感じ)ので、アイダのストーリーで終わってしまったのは少し残念です。
ただ観やすい映画ではあると思うので、ここから入るのもありかもしれない。