その鋭い眼光と、気骨ある振る舞いで、この人なら何とかしてくれそうだと信じたくなる。
内容も観る側も彼女に引っ張られていく。
とにかくやきもきする。
置かれた状況を考えると腹立たしさとともに、同…
1995年ボスニア紛争のスレブレニツァ大虐殺を国連通訳アイダを通して描いた作品。
戦争犠牲の悲惨さは勿論だが、終戦後の小学校の学芸会、加害者と被害者がまた同じ地域で平和に暮らしている姿から、復讐に…
ユーゴ内戦を知らない世代は確実に観るべき作品だった。たった30年前に始まったと考えると、ゾッとするのではないだろうか。
本作はその中でも戦後最悪の悲劇と言われるスレブレニツァの虐殺について描かれる…
過去にボスニア・ヘルツェゴビナで起きた最悪の殺戮「スレブレニツァの虐殺」の全貌を描いた作品。
昨日までの膠着状態が、ある日を境に姿を変え、地元の見慣れた街の建物に弾痕がめり込み近所の家が瓦礫と化す…
このレビューはネタバレを含みます
1995年のスレブレニツァ虐殺を舞台に避難所となった基地に人数制限で入れない人々、そして半ば強制的に押し入り避難民の建前上は安全圏への移送という処刑を行うセルビア兵から家族を救おうとする通訳のアイダ…
>>続きを読むアイダから留めなく出てくる、行動や表情、そのひとつひとつに対して、なにを思うことができるだろうか。飲み込めていないことがたくさんある。
そのためにはまず、知ることが大切だろう。紛争が3年半にわたり…
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