くう

ミス・マルクスのくうのレビュー・感想・評価

ミス・マルクス(2020年製作の映画)
3.5
8月29日オンライン試写

あの『資本論』のカール・マルクスの三女にして女性政治活動家、エリノア・マルクスの人生を切り取った物語。

昨夜見ていた「アンという名の少女」の時代に繋がる先進的な女性の生き方を進めた人だと思うと現代への繋がりまで感慨深い。

そして「前へ」へ繋がる人生のラスト……それは果たして「前」なのか。

労働者階級と女性と児童の平等と自由のために働き「前へ」進む考えを広く伝えて来たのに、自身の人生はあんな男に支配されてきたんだなぁと思うと切ない。

どんなに支配からの脱却を目指しても、誰かに心を支配されることからは抜け出せない。爆発する音楽演出が凄い。