鎌で広大な地の草木を切り刻み、槌で目の前の杭を打ち砕け、親愛なる同志たちよ今こそ真っ赤に染まり団結する時が…。
1962年社会主義体制下のソ連の田舎町で起こった工場の賃下げから労働者の不満は高まり…
予想していた以上におもしろい映画でした。
史実に基づいた物語です。
1962年、スターリン亡き後、フルシチョフ政権下の旧ソ連の地方都市が舞台。
ロシア南西部ロストフ州ノボチェルカッスクの虐殺…
ロシア映画で史実に基づく物語、しかもモノクロとなれば、かなりドキュメンタリータッチの作品を想像しましたが、映像も演出もオーソドックスなフィクションの作風でとても観やすかったです。しかも序盤からの時…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ノヴォチェルカッスク虐殺を描いた作品。
まずは“フルシチョフ政権下のソ連”という舞台設定が興味深かったですね。
食料不足に賃金カット、そして労働者によるストライキと、共産主義社会とは思えない事態の…
気の強い共産党員の女性が、娘を死に物狂いで探す話。
なんとなく「アイダよどこへ」のノリを思い出しつつ、とにかく超超超超無骨な作りで、さらっと観ていれば一瞬で睡魔に誘われるだろう。かろうじて寝なかっ…
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