いとみちのわかのレビュー・感想・評価

本編で30年勉強しても理解できない言われている津軽弁。
それを字幕無しでガッツリ使うこの映画、正直何て言っているのか分からないシーンが結構あるけど、郷土文化をありのまま流している装飾無しの自然さが、すごく良かった。

三味線という楽器の独特な音色、それを演奏するいとの姿に引き込まれる。

そして物語も、引っ込み思案ないとが、メイドカフェでのバイトを通じて、三味線を弾く理由、ひいては自分らしさを見つけ成長してく様子が描かれていて、普通の青春グラフィティ映画とは違った面白さがある作品だった。

• #117
• #60
• #入場特典がリンゴジュースだった(笑)