少女が自分の居場所を見つけるまでの成長の物語
ただただ駒井蓮を観る映画
物憂げな様子、オドオドしつつも自分の殻を破り始める様、満足げに三味線を弾く様、全てが絵になる
物語としては淡々と進む、津軽の田舎の時がゆっくり流れるように
そして、そんなゆっくりした時間の中でも、うまくいかないやるせない思いはしっかりと存在する
これがまさに人生なのだろう
喜びも悲しみも相まって、そしてそんなに大袈裟なことは起きない
皆が幸せになりたいのに、どこかうまく行かないが、小さな幸せは確実にそこにあるし、
自分で掴みに行かないと、どこにもない