1時間半ほぼほぼ政治を揶揄する痴話喧嘩なのにめちゃめちゃ面白い。途中の「愛してる」のセリフがその時もそれからも尋常じゃない程響いてて、たかだか一つの言葉がこんなにも効果的な話を他に知らない。それもこ…
>>続きを読む1988年のイギリスを舞台にしたコメディ。架空のサッチャー側近の保守党議員の夫と左派の妻の破綻した週末から30年後の日本を連想させる右派左派男女格差分断を描きつつ最終的には呻く程泣いた。世界を変える…
>>続きを読むすごくよく練られた脚本で、2人の会話劇の中で当時の政治から社会情勢までが自然に語られていく。
サッチャー政権下で同じ様な経験をした家族がきっといるんだろうなと思わせるストーリーが素晴らしかった。
夫…
イギリスらしさのある皮肉のきいた会話劇。
前半はコミカルなシーンが続き声を出して笑えるシーンもあるが、固有名詞や時代、国家背景が分からないと理解できない部分も多々あったように思う。
後半になるにつれ…
最近NTL皆勤なんだけど半ばお勉強的に見ていて、今回は題材的にあんまり期待しないで見たのだけど(めっちゃ楽しめるか分からないなーって)。政治にまつわるシニカルなコメディかと思ったらさ、、なにこの展開…
>>続きを読む2021.1.21
保守党議員の夫とリベラルなポジションの妻の老夫婦二人。夫は毎週末妻の暮らす自身の選挙区の田舎に帰ってくるが、関係はかなり乾いているー。
閑静な田舎の住宅の室内の舞台美術、観客席側…
場面転換なし、登場人物2人のみ、ひたすら会話のみで進んでいく2時間弱 まずはただただ演者さんの力量に圧倒されるばかり…
英国演劇らしさ全開の嫌味と皮肉の応酬から最終的な話の着地点までの流れの変化が…
このレビューはネタバレを含みます
いがみあい皮肉を言い合う熟年夫婦と、保守派とリベラルの争いを重ねた構成か…?と思いきや、それだけではありませんでした。
保守派政治家の妻である女性がリベラルの思想に共感するに至った理由が明らかにさ…
(C) Catherine Ashmore