ねこさかhal

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「シラノ・ド・ベルジュラック」のねこさかhalのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 好きです…
 ラップバトルやら現代版になってるけど、楽しいね。箱だけのシンプルセットも言葉の力をひきだしているのでは。シラノ、つよそうなジェームズマカヴォイさんだから醜男じゃないじゃん?と思ってたのだけど、演技がうまくて引き込まれる。語る言葉の美しさ。韻。低い声が心地いいですね。心を揺さぶるようなシラノの詩、とても響いた。切ないね。ジェームズマカヴォイさん、つぐないの人だと気付いて納得。筋肉!つよそう!な印象だったけど、繊細で芯のある語りが出来る方。あんまり背は高くないのに存在感ある。
ロクサーヌ、ひどいが絶妙な知と美のバランス?彼女も被害者か?
非常に良かった。マカヴォイさんの演技が好きかもしれない??とても辛い…
語ることが全てで。結局目に見える相手は理想化された幻影にすぎないのか
無言で座るクリスティアンの姿
ねこさかhal

ねこさかhal