5作目。更にブレイク。
指名手配犯となったオコナーたち。
舞台はリオデジャネイロ。これでもかってぐらい映し出されるコルコバードのキリスト像。
オープニングの列車強盗、
ラストの□■□引きずり爆走、
と最大の見せ場を最初と最後に持ってくるあたり上手い。
そして、中弛みにならぬよう配置された中盤の見どころだが、ワードとしては、《ファミリー》と《ホブス》。
今やワイスピと言えば、仲間たちとの絆(ファミリー)、彼らがやってることは完全に犯罪行為なんだけど、その闇を消す(許せる)ほっこりテーマ。
「麻薬王の1億ドルをぶんどってやる!」で集めたオーシャンズ的な仲間たち。お馴染みの奴らから新顔まで。
ファミリー感ある〜。
そして、マンネリ化するシリーズもののカンフル剤として定番の"新キャラ登場"だけど、キャラが弱い、シリーズの芯がブレる、などによる失敗も多いなか、これは完全に成功。
ロック様は偉大だ。
しかも、《ファミリー》の布石にもなってるってというね。
まぁ、ツッコミどころも多いんだけど、特に強奪計画を練るくだりが…
壁壊す!→どうやって復旧してんの?
「それは特殊なケーブルだ、ダミー画像にするとバレる」→なんで分かったん?
「高性能の監視カメラだ」「よし、速い車が要る」→???
あと、"■■引きずり爆走"では確実に何人か死んでるよね。メチャクチャ過ぎる。
とはいえ、全部引っくるめて『ワイスピ』ってことで(笑)
こっからもっとメチャクチャになるしね(笑)
昨日の敵は今日の友