トンビ

ワイルド・スピード MEGA MAXのトンビのレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)
4.8
【レビュー更新】

ワイスピシリーズ5作目。
個人的には、シリーズの中で一番好きな作品。

これまでの各作品で登場してきた仲間たちが大集結し、壮大なミッションに挑む展開…熱すぎる!!
ぶっちゃけこれが最終作でも、納得してしまうくらい最高の仕上がり。

今作は、圧倒的に情報量が増えているはずなのに、コミカルな発言が多く、上映時間が長くなったことも忘れてしまうくらい、最後まで飽きることなく見ることができる。

やはりその中心にいるのはローマン。笑
他のキャラもそれに誘われるかのように、
笑いの渦が生まれる。

さらには、今作で一気に主要キャラへと成り上がったホブス。
仲間の死に激昂し、ドミニクたちと共に
レイエスとの勝負に出る姿には、
心を打たれた。

そして、今作で一番好きなシーンが、
決戦前日の仲間が集まって乾杯をするシーン。
ミアの妊娠報告をちゃっかしながらも祝う一同、ドミニクの名言、そして、
和気あいあいと冗談を交わし合う、
どの場面も本当の家族を見てるかのようで、心が温まる。

また、アクションも一味進化している。
これまでは、ほとんどカーアクションのみだったが、
今作では、パルクールに近いチェイスや、
肉弾戦、さらには巨大金庫を転がし回しての逃走劇など、
スケール・バラエティ共に過去最大級で、
興奮が止まらない。

ただでさえお腹いっぱいなのに、
最後のシーンでは、レティの再登場を示唆する描写が。
どこまでも期待を膨らませてくれるワイスピシリーズには頭が上がらない。
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