スワヒリ亭こゆう

ザ・ファブル 殺さない殺し屋のスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

4.0
1作目よりも圧倒的に面白い続篇でした!
アクション映画でここまで迫力のある映画は今まで無かったのではないでしょうか🤔
スピードもあり、アクションのバリエーションもあって、どこまでがCGかも分からないくらい(もしかすると命綱をCGで消してるだけかも)迫力があって岡田准一くん凄すぎる。カッコ良すぎます。


今回のキャストも良かったです。
前作は全くヤクザにも殺し屋にも見えない下手な俳優に邪魔された感がありましたが、本作は堤真一、安藤政信、平手友梨奈とめちゃくちゃ良かったです。


ストーリーも平手友梨奈演じる車椅子の少女・佐羽ヒナコを中心になってるのが良かったです。
ヒナコとファブルこと佐藤(岡田准一)の出会い、宇津帆(堤真一)という今回の敵役の狡猾で純度の高い悪。その宇津帆に雇われている殺し屋・鈴木(安藤政信)とファブルの死闘も面白いです。


と、ここまでは褒めてばかりいたんですが、気になる箇所もありました。
本作の予告にも使われている集合住宅に架けられている足場を駆使したアクションのシーン。
宇津帆の罠と分りながらヒナコを餌に呼び出されたファブル。
案の定、大勢の敵が待ち構えていて、本シリーズお得意の多勢に無勢ながらも敵を圧倒していくファブル。
それを集合住宅の外から無線で仲間に指示を出す鈴木。この鈴木が仲間にファブルの銃は殺せないようになってる事を教えるんです。
だけど、何故に鈴木はその事を知ってるんでしょう。
ファブル=寓話と呼ばれる存在のファブルの銃がおもちゃの様に出来てて敵を殺さずに倒す為の道具なのは知らないはずです。
ファブルが銃を使う直前か直後に言っていたと思うんです。何で鈴木はそのセリフが言えたんでしょうね?🤔
鈴木自らが撃たれたのなら分かるんです。
それか戦闘が始まってから、撃たれた雑魚キャラが銃の殺傷能力が無いことに気づき、それを鈴木が見つけるカットがあれば何て事のないシーンなんですが、チョット気になりましたね🤔🤔


それでも全体的には面白いしお気に入りになった映画です。
特に平手友梨奈の演技力、表現力の高さには目を見張るものがありました。
彼女の才能の高さは凄いですね。
そこだけでも見どころだと思います!