風来坊

ザ・ファブル 殺さない殺し屋の風来坊のレビュー・感想・評価

3.5
原作は相変わらず未読なので比較は出来ず。
前作は笑える部分も多く軽快な雰囲気でしたが、今回はちょっとダークで重いストーリー展開。ただ相変わらず女の子が酷い目にあっていますね(^o^;)

好きな方には申し訳ないのですが、平手友梨奈さんのギロッという表情とキッっていう表情が苦手なんですよね…。それが彼女の魅力の内というのは分かっているのですが…。
オマケにお笑い芸人の黒瀬さんも苦手で…今回は個人的にキャスティングで躓きました。

原作では有名な悪役キャラらしいウツボ。堤真一さんがいつものファンキーな演技とシリアスな演技を交互に挟み狂気を滲み出してました。
団地でのファブルとウツボの何気ないファーストコンタクトが好きですね。
前作の木村文乃さんはあまりでしたが、役にハマって来たのか色気がアップで良かった。やさぐれ感もパワーアップ(笑)

頻度は前作と同じくらいですが予算が増えて、アクションシーンのスケールは圧倒的に増していました。
特に団地の足場を利用したアクションシーンは日本映画とは思えないスケールで迫力満点でした。

キモオタメガネの件は個人的にスッキリ(* ゚∀゚)
やっぱり殺し屋なのに殺せないという設定がもどかしくもありこの作品の面白さですね。
ただ足場のシーンで誰か死んでないか?とは思うんですが(笑)

クライマックスはちょっとカオスでしたが、まあこういうまとめ方しかないかなぁ。
前作に比べると笑えるところは少ないし軽快さは無くなったものの、岡田さんの体当たりのアクションは流石で前作同様に楽しめました。

まとめの一言
「大丈夫だ、問題ない」
風来坊

風来坊