続編も基本的には1作目と同じ感想です。
忠実に作ってもめちゃくちゃ面白くなったと思うのに、映画やさんが映画やさんのプライドにかけて、めちゃめちゃ派手にお金を使ってお客さんを喜ばそうとして頑張ったので、作品（原作コミック）のよさとか本来のキレキレな静かなプレッシャーとかハードボイルド感をすべて犠牲にして往年のカンフーかインド映画みたいなノリの大チャンバラ活劇みたいになっていました。脚本が改変されているせいでとたんにリアル味がとんでファンタジーにしか見えないんです。こんなわけあるか！みたいな気分で。重要なシーンを大胆にカットされていたり、ここはもっと長くしてよ！という部分が流されていて悲しい。
他の人のレビューを見ると、かなり満足感が高い人が多いので成功したし稼げたんだなあと思いましたが私は「なんか違う」感を払しょくできませんでした。
唯一、私は鈴木というキャラが好きなので、安藤政信さんが演じてくれて嬉しかったです。裸も拝めたし。
