ブラックアダムを観た後にジェームズガンCEOによる現実改変が発動した時にはえっじゃあブラックアダム観なくていいじゃん!ってなりましたが観ない選択肢はないんですよここまで追いかけてきましたから。
本来はシリーズ物とか関係なく一本の映画として面白ければそれでいいんで私は楽しむ方向性を間違えていると、ユニバースにも数ある作品の中で当たり外れはありそれが途中でリセットされるのだとしても当たりを引いたら映画ファンはそれで満足なんじゃないか初心忘るべからずですよ。
だとしても前作とは違い最初からシャザム化出来るヒーロー6人いるのにも関わらずアクションシーンの少なさよ、後初日の劇場のお客さんの少なさよ、これに関しては快適で嬉しい限りですけどね。
私もシャザムのソロモンの知恵の能力が欲しいくらい観終わってからも脳死状態なので酒の力を借りて頑張ってレビューしますとブラックアダムは1作目なのにアクションシーン連発のジェットコースター感が凄まじく陳腐なストーリーでも飽きる暇もなかったんですがシャザム2は陳腐なストーリーの中盤から終盤にアクションシーンがあるので2作目でヒーロー6人いてそりゃねぇだろと色々勿体なかったですね。
シャザムってスーパーマンやブラックアダムみたいなものですよね?敵はこれらと対等に渡り合える姉妹のヘレンミレンとルーシーリューと来たらマンオブスティールのようなアクション期待するじゃないですか。
この姉妹何がダメかって神の力を奪える杖持ってるんですよ、ということは杖から発するビームに当たればただの子供となって人質にされて言いなりか防戦一方で神VS神のアクションは望めないわけですよ、白けますね~このチート級の杖のせいでシャザミリーの連携プレイが不可能になり現場にただの子供がいるんですからお荷物ですよ。
ヘレンミレンは元素の力、ルーシーリューはカオスの力、おまけにこの姉妹にチート級の杖となるとマンオブスティールやブラックアダムのようなアクションはそりゃ難しいでしょうよなぜこんな脚本作った。
しかし脚本上シャザムは子供と大人両方に見せ場がないといけませんので仕方なくとも特定のキャラだけがほとんど大人というアンバランスさがシャザムの良さを殺してましたね。
これは1作目で子供たちのことは十分に描いてるんだから2作目で6人の大人子供描いてたら3時間くらいになるだろということだとしてももうちょっと交通整理上手くできんかね。
ヘレンミレンの中盤の体を張った拳と拳のぶつかり合いのアクションは非常に見応えがありこれを全編に渡って演出して欲しかったんですがルーシーリューは杖を使ったり囁くだけでドラゴン頼みというもったいないキャスティングでしたね。
チャーリーズエンジェルで一番好きなのはルーシーリューなのに残念です。
アクションよりも心の中の口角がピクリとする会話が多いので字幕を読むのに忙しく1つの1つの出来事が都合よく解決していくので退屈はしませんでしたがそこに私の望んでいたシャザムらしいアクションが少なく本作でもシャザムの強さ持ち味が未だに伝わっていません。
レイチェルゼグラーはウエストサイドストーリーとシャザム2で2作目ですか、推せまね〜なんか雰囲気がアニャテイラージョイに似てると言うか最近の若手女優にある100%の演技をしてるけども実際は180%出せるのよという余裕感がありますね。
パンフレットにご丁寧にアメリカの里親制度とは、コミコンとは、オビワンとは、ハグリッドとは、と説明が書いてありくだらない会話のギャグをキーワードとして紹介していたのは近年のパンフレットの中でかなり好感が待てました。