ノットステア

シャザム!~神々の怒り〜のノットステアのレビュー・感想・評価

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)
3.3
◯感想
つまらなかった。
コメディとしてもアクションものとしてもヒーローものとしても。

キャプテン・マーベルとかアベンジャー・ソサエティとかMCUのキャラクター名が出てきた。この世界にあるアメコミの話かな。まぁ、出てきたけど本編とかDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)とMCUが繋がるとかではない。
アメコミのこと全然知らなかった時に友達が日本でいえばジャンプ作品とマガジン作品の違いって感じって言われて理解したことを思い出した。

以下、ネタバレあり
















神様たちが魔術師から力を奪われ異世界に囚われていた、っていうのがなかなか頭に入ってこなかった。
ワンダーウーマンは半分神じゃね?ワンダーウーマンは軍神アレスと戦ってたじゃん、あれ神じゃね?
杖に奪われたのは「シャザム」、つまり
Sソロモンの知恵
Hヘラクレスの剛力
Aアトラスの体力
Zゼウスの全能
Aアキレスの勇気
Mマーキュリーの神速
の6人の神様だけってこと?
今作の敵はアトラスの娘3人だけど、ワンダーウーマンはゼウスの娘じゃん?アキレス本人はなぜ来ない?他の神は何してる?そんな疑問が出てきた。

魔術師に関しても死にかけだったのか、死んでたのか、元気なのか、よくわからんかった。

ビリーたちは隙だらけ。隙をつかれてみんな魔術を失うってほうがリアリティあるわ。
油断とかしまくってるのに最終的に勝つのは、なんか好きじゃない。



◯あらすじ
2人の女性が博物館に来て、展示されている杖を奪う。その場にいる人たちを石化させる。

ビリーと力を分け与えた5人の兄弟たちは事件を解決していたものの、失敗も多く、「フィラデルフィアの恥」と呼ばれるようになる。合言葉は“全か無か”。ヒーロー活動は全員参加とビリーは決めており、兄弟たちからは束縛がキツ過ぎると言われている。

フレディは転校生の少女アンと仲良くなる。アンが不良の絡まれているところを助けたフレディ。自分が暴力を振るわれるってことをわかっていながら助けたことで、アンはフレディに惚れる。フレディは案の定松葉杖を折られる。
アンはフレディがスーパーヒーローと食事したという噂を知っていて、その席で2人はご飯を食べる。
アンも姉が口うるさくて嫌らしく、フレディもビリーが口うるさいのが嫌なので意気投合する。

アトラスの2人の娘が牢獄に囚われている魔術師の元に現れる。カリプソの力で魔術師は折れた杖を元通りにさせられる。

ビリーは夢の中で魔術師シャザムから警告を受ける。
魔術師に力を奪われた神アトラスの娘たちが人間界を破滅させにやってくると言う。

ビリーは兄弟たちに相談。ただしフレディのみ招集に応じなかった。永遠の岩には図書室があり、魔法のペンであるスティーブからアトラスの娘たちに情報を得る。
人間を虐げていた神々は魔術師によって杖の中に力を封じ込められていた。
前作でビリーがその杖を折ったことで、神々が異世界から放たれた。ちなみに、ビリーが前作で折った杖をそのまま捨ててきたため、博物館に展示されることになった。
アストラの娘は3人。ヘスペラとカリプソとアンテア。

フレディは招集を無視し、学校の屋上でアンとデート。
アンに、“キャプテン全能”に会わせてあげると言う。陰で変身してアンの前に現れる。
アトラスの娘たちの罠。アンの正体はアンテア。
へスペラとカリプソはフレディがシャザムの姿で現れたところを狙っていた。杖の攻撃でフレディは神の力を奪われる。
三姉妹の目的は魔術師が隠した生命の種を見つけ、神々の世界を復興させること。
ビリーが駆けつける。アンの、空間を歪ませる魔術?(ドクター・ストレンジもこんなんしてたはず)でビリーはふっ飛ばされる。
他の兄弟たちも駆けつける。
フレディが連れ去られる。ヘスペラは街にバリアを張る。

ビリーたちはアトラスの娘たちに手紙を書く。魔法のペンであるスティーブに任せるんだけど、兄弟たちの会話全て書いてるし、それを確認せずに送ってしまう。その手紙は鳥の姿に折り紙になって飛んでいく。
手紙の内容は、フレディの引き渡し&バリアを消してくれれば、魔術師の力を譲るという交渉。
ビリーたちはバリアを消してもらってフレディを返してもらったら力は渡さずに済ませようと企む。

フレディは拷問を受けそうになるが、手紙が飛んでくる。無傷で、と書いてあるとアンは指摘する。※へスペラとカリプソは困惑する。カリプソの能力で仲間の名前を言わされそうになっても、物凄い意志で決して言わなかったのに、手紙に兄弟たちの名前が書いてある。ゲータレードって何!?ってフレディに物凄い勢いで聞くのは面白かった。

ビリーは広場で三姉妹を待つ。
へスペラが現れる。兄弟たちがその背後をとる。その背後をカリプソが奪い、兄弟の1人(ぽっちゃり)が魔術の力を奪われる。
戦闘。
ヘスペラを捕らえる。永遠の岩の牢屋へ入れる。
ヘスペラは生命の種(リンゴ)を盗んで脱走。姉妹のもとに戻る。

フレディは魔術師と出会う。
フレディと魔術師はアンの協力で逃げようとする。
魔術師とフレディはへスペラが生命の種を持っていることに気づく。
魔術師は歩くと膝が鳴る。だからフレディがこっそり生命の種を奪い返すことにする。生命の種を手にしたところで物音を立ててしまう。
フレディのピンチにビリーが現れる。永遠の岩の扉から追ってきた。
ビリーは杖を奪い、フレディに力を再度与える。しかし、杖はカリプソらに奪われる。
ビリーたちは生命の種を持って脱出。

カリプソは生命の種を用いて人間を破滅させ、神々の力を復興させたい。
へスペラやアンテアはもともとの計画通り、人間を破滅させるとかではなく、神々の力の復興だけを目的にしている。
仲違い。

ビリーたちは里親2人に正体を明かす。みんなで逃げる。
カリプソはドラゴンに乗り、地球へ。永遠の岩の扉を通ってグループホームをぶち壊して現れる。

ビリーと長女メアリー以外は魔術の力を奪われる。
メアリーは生命の種を持って、空を飛んで逃げる。その間に里親や兄弟たちを逃がす。
メアリーが力を奪われ落下する。
ビリーは落ちていく生命の種ではなく、メアリーを救う。

カリプソは野球スタジアムに生命の種を植える。植えた瞬間に地面から木が伸びて、街全体に広がる。根からミノタウロスとか怪物が誕生し、人々を襲う。

カリプソはドラゴンの尾でへスペラの胸を貫いたため、瀕死状態。アンテアは人間にされる。

兄弟たちは末っ子の案で怪物たちも恐れるユニコーンを甘いお菓子で手懐ける。
ユニコーンに乗って怪物たちを抑える。

フレディは彷徨うアンを見つけ、追いかける。アンの前にドラゴンに乗ったカリプソが現れる。殺されそうになっているところをフレディが近づく。ドラゴンの威嚇により普通の人は動けないはずなのに動くフレディ。アンを抱きしめる。
そこにビリーが現れる。フレディ、やめろ!とか言ってカリプソを余所見させ、その隙に杖を奪う。

ビリーは兄弟たちや里親に挨拶。
もうすぐ18歳になるため、家を出ると言う。里親は出なくていいと言う。
ビリーは魔術が杖に吸収されていることに気づく。作戦が必要。

ビリーは死にそうなヘスペラに、バリアを狭めさせる。

ビリーvsカリプソ

ビリーは雷をバリアに向かって放つ。雷は跳ね返され、ビリーが持つ杖に集まる。杖に過重にエネルギーを蓄え、爆発的に放出させる作戦。
カリプソとドラゴンに向けて雷を落とす。シャザムと唱え、子どもの姿になるときに落ちる雷を利用する。
戦闘が終わる。カリプソが消える。

へスペラが死ぬ。
バリアが消える。
フレディが倒れているビリーを見つける。家族たちやアンが集まる。

ビリー埋葬。ワンダーウーマンが現れる。ワンダーウーマンは半分神だから、杖に力を送る。
ビリーが地面から出てくる。

魔術師が、まるで別人のような綺麗な姿でグループホームに現れる。杖は魔術師に預かってもらうことにする。
ヒーロー名はシャザム。