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是枝監督が韓国で初映画制作！！
万引き家族やそして父になるは日本映画の中でもすごい好き。前作の真実が少し微妙に感じてしまったため、海外で映画を撮るのは大変なことでなかなかうまく行かないのかなぁなんて思っていたのも束の間、、上記2作品には勝てないけど今年の映画の中では上位に食い込む作品だった。
登場人物全員が良い。そしてお馴染みの擬似家族への成り立ちもとても好きだった。韓国のロードムービーに近い構成なんだけど無理がなくそして非日常が日常であってほしいと願える瞬間が自分の中でも感じられた。ストーリーの行先に答えを導き出したくないけど、少し期待もしてしまう。でも、それがどういう結末であれ是枝監督が表現したかったことを最終的には理解できたつもりになってるからすごい。
実際に監督のインタビューとかを見ると過去の映画からの教訓だったりとか今までの映画から成り立ってるのも良くわかる。
なかなか赤ちゃんポストというものの存在が身近にない自分達からしたら、まず赤ちゃんポストの利用設定から教えてくれないとわからない。ポストの前に置くのがいいのか悪いのか(悪いに決まってるけど笑)あの箱の中に入れた後の対応はどうされるのかとか肝心の場面がわからなくてモヤモヤした。もちろん、言葉での説明はあれど実感はやはり湧かない（ ; ; ）
あと観覧車でのシーンが微妙だったかな。感情が露わになるシーンで良かったんだけど長く感じちゃった。。
それでも是枝監督は強い。韓国でヒットしてるかはわからんけどいい映画には間違いない。これからの作品も期待大✨
