是枝好きな点を抜きにしても、断固支持を表明する。理想とされてきた家族の在り方を完全に打破するラストに感服。スター揃いの中でも、ドンウォンとIUが対面する観覧車のシーンは言葉にできない感動があった。汚れを落とすことだけが綺麗な生き方じゃないと強く思わされるよ。道中、ある子役の登場によって加速度的に是枝感が増していくのだけれど、トータルでは紛れもなく韓国映画になってるのがまた凄いんだよね。それ以降の演出も絶妙で、特に「生まれてきてくれてありがとう」の交わし合いは全人類泣いちゃうだろと思ったけどな...
