ベイビー・ブローカーの作品情報・感想・評価

「ベイビー・ブローカー」に投稿された感想・評価

qudan

qudanの感想・評価

3.5
一層ずつ丁寧に物語を積み重ねていく優しい作品。
だが自分には薄味すぎた。
ayano

ayanoの感想・評価

-
考えること行動は全員バラバラだったけど、全員が芯にやさしさとか温もりを持っていて、すごく心地よかった。人肌の温度を感じる映画だった。

恥ずかしながら是枝作品初めてだったのだけれど他の作品も見たいと思った。
是枝裕和監督の最新作。ソン・ガンホが期待を裏切らない抜群のキャラクターで安心した。ペ・ドゥナ(空気人形の人)とか、脇を固める俳優陣も良かった。
予告編を観た限りでは結構ヘビーな物語が展開されることを想像していたが、実際はそこまで重苦しくなく、問題提起しつつも程よくロードムービー味がある感じだった。洗車機のくだりが好き。「生まれてきてくれて、ありがとう。」を掛け合うシーンでは目頭熱くなった。
鑑賞後はじんわりと心伝ってくるような余韻があった。終わり方は日本映画っぽい。
途中で寝てしまった泣
shoken

shokenの感想・評価

4.8
至る所に散りばめられた皮肉が良かったです。ロードムービーの要素もあり、そういった面白さもありました。観終わってどっと疲れましたが、また観たいです。

上映後に監督が登壇されてティーチインがあり、そこで監督が話されていた、ヘジン君が撮影中相当な問題児(笑)だったエピソードが面白かったです。
Leaf

Leafの感想・評価

3.8
見逃し案件。是枝監督のやつですね。
カンヌで主演男優賞取ってたソン・ガンホはもちろんなんですが、IUとカン・ドンウォンがすごく良かった。

赤ちゃんポストに預けられた子を、子どもを欲しがっている夫婦に仲介料を貰って受け渡す。そんな稼業を営む男二人が成り行きで一人の赤ちゃんの母親と行動を共にし始める...

第一印象はよく出来てる!です。
これまでも思っていたことではあるけれど、ちょっと複雑な状況から生まれる矛盾したように見える行動と感情の表現がお上手です。

ずっとテーマとなっている家族。
いろんな作品でも表現されているけれど、とても2文字に収まるとは思えないほどそこから膨らむイメージとあるべき形は千差万別な気がする。その関係性に正解はなくて、親子のような遺伝子的な意味で変えられない関係性のある家族であっても理想の形になれると限らない。一方でたまたま出会った人と素晴らしい関係を築けることもある。それを体現するような彼らの変化をロードムービー的要素もありつつ、丁寧に表現されていて繰り返しだけどすごく上手だった。
電車と観覧車の演出が個人的に特に印象的で、あえて表情見せないってことするんだとは思った。嫌いじゃない。

映像的にパラサイトに似てるなと思っていたら、撮影監督は同じ人だったみたい。カッチリ決まっている部分も多くて流石です。
一人でも多くの赤ちゃんが幸せを望まれ、幸せに生きられるようになるためにどうすればいいかをこれからも考え続けなきゃいけない。
rina

rinaの感想・評価

3.9
想像以上の作品だった。
【心がある】作品。

今現代において、たくさんの問題をなげかけている。そのうえで、エンターテイメント性も残した映画かなとおもった。

ソンガンホ氏は本当に演技がいい!

このレビューはネタバレを含みます

母親のソヨンにどんなドラマチックな展開があろうと、どんな良いセリフを吐こうと、
「でもアナタ赤ん坊棄てましたよね?」っていうでっかいマイナスが常に頭に残ってしまい、平等な目で彼女を観る事が出来なかった。
ポストに入れず外に置いて帰るのもすこぶる印象悪かったし。
里親候補に赤ん坊の見た目を貶された時に怒って反論するシーンも、なんか自分のこと棚に上げてる感が強くて、癪に障った。

もちろん父親(殺されたヤクザ)も非道いとは思うよ。父親の方に子どもへの責任が無いとは言わないけど、だからといってそれで母親の責任が無くなるわけじゃないから。

まぁだからこそ、キチンと幸せに育てられる里親を私自身で審査しよう、って旅に付いてくる気持ちは分からんでもないが、それでもやっぱり“棄ててる”のは変わらんよ。



交流を通して疑似家族的な絆が芽生える、っていう是枝監督がよく扱うテーマを今回もやってるわけやけど、今回は何ていうか、結構「ホンマか?」っていう疑いの方が強くなっちゃった感じする。
そんな絆が芽生える程の積み上げあったか?っていう疑い。「生まれてきてくれてありがとう」まで絆結べてたか?



ブローカー側の事を言えば、赤ん坊を誘拐して高く売り捌く、っていうこの行為。善行半分。金儲け半分。みたいな感じが俺は割とアリかな、というか、リアルやなとは思った。

やってる事は完全に悪行やねんけど、それを「赤ん坊のためにやってるんだ!善行なんや!信念があってやってるんや!」って嘯いて自分らを納得させてる感じは、まぁリアルやなと。


全体的な話の流れは何というか、最後の方にかけて疑問が大きくなっていく感じがする。登場人物たちの言動に納得出来ない点が増えていったというか。
雰囲気づくりの良さで見せ切ってはいたけど、納得は出来てない。
変に情に流された感じの話にしたからこんな歪なんかも知れん。ブローカーらが過度に人情味ある人として描写されちゃった事で。


いっそのこと全編刑事目線で進んだ方が納得度高かったんちゃうかな。

ブローカー側や母親の情感部分をあまり緻密に描写せず、悪人っぽく見せといて、いざ逮捕したら、複雑な事情が判明してブローカー側にも五分の人情が垣間見えた。。。ぐらいにしとけば納得出来たかも。
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」みたいに。
h

hの感想・評価

5.0
泣いた
何度も見たい
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