風神

ヒトラーに盗られたうさぎの風神のレビュー・感想・評価

ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)
3.6
ムービープラス放送分を録画して鑑賞。

スイスでも男尊女卑ってあるんだ。

絵本作家の
ジュディス・カーさんの自伝的絵本
「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」
の、映画化作品なんでしょうか。
申し訳ないが存じ上げない方でした。

ナチスドイツから逃げたユダヤ人一家と
聞くと、悲しい結末が予想されますが
いろいろ苦労はあるけれども
比較的上手いこといった珍しい例か。
お父さんの才能の為せる技なのか
それとも、大事な他人との繋がりが
なし得た結末なのか。

ドイツからスイスへ
そして、仕事を求めてフランスへ。
更には、、、
ナチスドイツの影をあまり感じない作品。
絵本原作だから、ガチでいくと
内容が厳しくなるから
こんなテイストなのか、
絵本を読んだ事が無いので
わかりかねますが。

主人公のアンナが
とにかく可愛いかった。
子供主役系は大体そうだが。
なんやかやで家族も仲良し。
家賃払えなくなって
居留守してるのが
最大の恐怖っていう
不思議なユダヤ人のお話でした。

好きではあるが
戦争やその時代を伝えるよりも
逃亡生活はお金が大変という事が
主題になってるけど
娘の立場から見れば
ドイツから逃げる親の
本当の恐怖は理解出来ないのを
表現してると考えると
なんか、納得できた。

2022-246
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