2016年のうるう年、心霊スポットと名高いとある大学内の橋で肝試し大会が行われた。女が未練を残して死んだことから「女霊橋」とそのままの名前で呼ばれるその橋で怪奇現象に襲われ、5人の若者が死亡するという恐ろしい事件があったそうな。そこから4年後、元ニュースキャスターの女がカメラマンを引き連れてあの日何があったのかを取材する。果たして何があったのか？な話
台湾のホラーといえば個人的に好きな「屍憶」などがありますが、これめちゃくちゃおもしれ〜！最高〜！！！平均スコアひく〜！！節穴か君たち〜！！！怪現象に襲われた若者たちがギャーギャー騒ぐ2016年と、当時の事件を調べる2020年、同じ場所で過去と現在を交錯させながら展開しつつ、基本的なホラー演出はタイミングずらしやジャンプスケアなどあらゆるレパートリーを詰め合わせた阿鼻叫喚で楽しませてくれる！さらにお化けが一人一人違う攻め方で神出鬼没に現れて追い詰めるバリエーションの豊富さもすごい。完全なアッパレ！
そうかと思いきや、全編に渡って壮大に仕掛けられていた剛力なギミックも終盤に爆発して観賞後感もバッチリ。最初にあった小さな違和感は気づいたものの、本当にただのミスなのかなと思ってしまうくらいさりげなさで、そこがクライマックスで繋がった時のアハ体験はかなりの気持ち良さでした。台湾や香港あたりのアジアンホラーはマジで最高！ホラー好きはかなり楽しめると思います。言い過ぎか？個人的にはDAISUKIな逸品でした。配給会社のクレジット等が出る開始0分00秒からからいきなり怖がらせてくれるのもアッパレです！
