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ダイアモンドは傷つかないのかずシネマのレビュー・感想・評価

ダイアモンドは傷つかない(1982年製作の映画)
3.0
「ダイアモンドは傷つかない」のかもしれないが、この作品に登場する女性は皆傷ついてるよ。
この作品において無傷だったのは学友と義弟の奥さんだけ。

軽快な掴み部分が好き。
でも表示されたタイトルのフォントが怖いw あれじゃあホラーかサスペンスのフォントみたいだ。
円盤ジャケットのフォントで良かったんでは。

加賀まりこからビンタされた時の山崎努の顔w
多分笑うとこじゃないけど吹いたwww
何を驚いてるんだろうか。ぶたれて当たり前なのに。

あの途中で流れた「サントワマミー」はあがた森魚だよな?

田中美佐子おぼこい。可愛いなぁ。
しかし堂々としすぎじゃないかねw
人目もあるのに。
結婚式へ乗り込むのも、帽子店へ乗り込むのも、無理して背伸びしすぎだ。
性格的に加賀まりこの役の様に過ごせないのなら、無理しなくていいのにと。
別れてくれないから云々と泣いていたけど、好き勝手やってるのはそもそもあちらなんだから放っておけばいいのにと。
悪い人に捕まったもんだね…。

「自分の傘に女を入れてやりたい奴と自分が女の傘に入りたい奴の2通り」
「まともな人は、傘を持ってる」
「まともなんてつまらん」
というやり取りが印象的だった。
この作品の山崎努みたく、のらりくらりとしながら、どういう理由かどえらくモテる男性を知っている。
あの人もそういう「女の傘に入れてもらう側」の考え方なのかなぁ。

しかしこれも「ザ・レイプ」と同じく、女性向けを謳われて上映された作品だったよな。
何処が、なのかなぁ…。。
淡々としているのであちら程は「女性向け」という点に違和感は持たなかったけど、それでも違うと感じる。
途中のシュールな夢のシーンとかは特に思ったけど、ただの男性へのサービスシーンじゃないか?あれ必要ある?
むしろこの作品はあんまり女性向け、男性向けって意識しない方が良かったんじゃないのかなぁ。。

あと、本筋には無関係だけど序盤のシーン、カンニング下手くそで吹いたwww
なんでもない予備校講師が別宅を設けられるって景気が良いね。時代だね。
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