タイトルからしてコメディかな?と思わせておいて実はすごい深い映画であった。
主人公の父親は、偏屈で頑固者。しかし一人では心配なのでヘルパーを頼むが誰一人長く務まらない。そこで日本製のロボットを使ってみると。。。
このロボット、クンニャッパン人が入ってるのもろわかりじゃん!となめてました!笑
父親同様に、こんなもの!と最初は思っていたのだけれど。。。
物語が進むにつれてクンニャッパンがかわいく思えてくるんですよね。その感情の変化はもう父親と完全シンクロ!。
そしてラストになるのだけど。。。ここからはネタバレになるので下方に書きます。
クンニャッパンは、非常に優れたロボットだったのかもしれない。いやきっとそうなんだろう。終盤に息子は父親の元に戻ってきた。クンニャッパンは父親の自分への依存を解消するために、あえて嫌われるセリフを言っていたのではないか?自己制御モードも嫌われるための計算だったのではなかろうか?
もちろん人間に手を挙げる個体もあった。しかしそれは人間の悪意をラーニングした結果なのではなかろうか。そう考えるとなんとも美しくも悲しい話である。
そう、あそこまで突き放してくれないとクンニャッパンの依存度は解消出来ないだろう。
出来ることならスターウォーズのドロイドとしてそっちにも出演してもらいたいくらいだ。