レベッカの紅茶のネタバレレビュー・内容・結末

　あたしてっきり前妻の霊的ホラー映画かと思って観たのよｗｗｗでもホラーっちゃホラーだわ、人間の執着が起こした怖さ系で結構イイｗｗ

　最初の３０分は普通の恋愛映画。まるでシンデレラストーリーのように求婚されて、最高のお屋敷に嫁ぐ。シンデレラのその後のような感じがあるな～。
　使用人扱いされてた彼女には格式張ったお屋敷のメンバーに認められず、嫌がらせも受ける。
　然も前妻の影だらけで、夫も未だに前妻を愛しているようだったりで……。どんどん彼女は意地になっていき、屋敷を仕切るダンヴァース夫人と対決し、しかも仲直りして友人になったと思いきや、今度は彼女はひっどいハメ方するし。
　いや～、最悪な状況だな。

　こうして彼女は狂ったかと思いきや、真実を知り強くなった。
　不特定多数と不倫し続けてた前妻を憎みながらも、家名の為に離婚できなかったマキシム。彼は妻を殺したと供述し、彼女がここから本気で立ち上がった感！
　胸糞映画になるかと思いきや、ここにきて当初の３０分間の彼の愛が真実だったと分かって成程だったわ。
　マキシムと共に妻の死を隠して妻に隠し通そうとするも、裁判に……然も手紙と金のやり取りが明るみにでるし、ダンヴァース夫人マジやり手やな……これ、どう決着をつける気やって思ったわ。

　彼女の行動力はある意味、世界を回りたいって言ってた最初の頃の彼女の自立した女性としての強さだな。
　元々持ってた彼女の強さかもな、彼女の事好きになれたわ！

　人生を謳歌して殺されたレベッカ様ってダンヴァースは突っ走ってるし、いやまぁ悔しさがあったんだろうけどさぁ……燃やしちゃうとかぁぁあ。彼は何も悪くなかったじゃん！妊娠かと思いきやの末期子宮ガンだったんだからさ～。
　安楽死でしょ……これは。

　そして強く大人になった彼女は自分の手で愛を救い、故郷となる場所を探して共に旅してるだなんて……最高やな。
　ノワール系のミステリーホラー大好きだわ。人間心理の恐ろしさってやつだわ。