空海花

カムバック・トゥ・ハリウッド!!の空海花のレビュー・感想・評価

3.6
エンドロールは皆さん立たないですよね?

ビッグな3大オスカー共演✨
スクリーン・デニーロは『アイリッシュマン』から観てない!😭ので、
これは逃せないと劇場へ。
上映枠少ないですよ…😢

監督は、デニーロ出演作『ミッドナイト・ラン』脚本のジョージ・ギャロ
脚本家ハリー・ハーウィッツの『The Comeback Trail』のリメイク。

舞台は1970年代のハリウッド。
借金まみれのB級映画プロデューサーをロバート・デニーロ
老人ホーム入居中の落ちぶれた元西部劇スターをトミー・リー・ジョーンズ
映画マニアのギャングのボスをモーガン・フリーマンが演じる。
モーガン・フリーマンはデニーロの映画に出資しており、だが映画は散々な結果でデニーロは借金を抱えてしまう。
しかしある事件から起死回生の大トリックを思いつき、格好の主役トミー・リーを見つけ出す…

内容はゆるいクライム?コメディといったところ。
ところどころに表れる映画愛が微笑ましい。
老人ホームへ行くと、みんな映画に出たがり大変!
トミー・リーは後悔ばかりで1人ロシアンルーレット。
スタートした映画『西部の老銃士』
いいよね西部劇🏜🐎
トミー・リーが水を得た魚改め
馬を得た西部劇スターに!
アクション場面に熱くなる。
馬がかわいい。合言葉が変(笑)

モーガン・フリーマン出演『ジーサンズ はじめての強盗』監督ザック・ブラフがデニーロの元で働く甥っ子だったり
デニーロの元弟子、エミール・ハーシュなど、キャスティングも良い案配。

すごく笑ったし
3人のメインキャラが愛おしくなる。
“このジジイたち、殺しても死なない”
本当にそうあってほしい。
ラストの大団円に幸福感に包まれた。
みんなああいう場似合うなぁ。
その後の演出まで好き。

モーガン・フリーマンは『RED』とかでも出番少なめだったが、今回もちょっと少ない。
この中では1番若いトミー・リー・ジョーンズと10歳差84歳だもんね。
無理のないくらいに姿を見せてくれるのが嬉しいかな♪

「尼さんは殺し屋」
尼さん、上だけじゃん…🤣


『The Comeback Trail』は1974年に学生時代の監督が、NYのホテルロビー近くのある一室で流れていた、未完成の映画のラフカットのタイトル。公開にはいたっていない。
設定だけは素晴らしいと思って、いつか映画化しようと長年脚本を探していたが見つからなかった。
『ミッドナイト・ラン』の上映会での話の後、その監督の未亡人の女性と出会い、彼女がその権利を持っていた!
めっちゃ良い話。(公式サイトより勝手ながら簡略)


2021レビュー#119
2021鑑賞No.228/劇場鑑賞#27

この日はブラックバードと本作のはしご🎦
ブラックバードで号泣し
本作で幸福感に包まれて
すごい浄化された気分になりました🌱
我ながら良いセレクトだった…(笑)
空海花

空海花