あてつけがましくない作品。
昨今の流れで作られた作品かと思いきや、かなり前から舞台の作品として上映されてきていたらしい。
基本会話劇として進んでいくと聞いていたので、最初は飽きてしまうかもしれないと思ったが、いつの間にか目まぐるしく変わっていく展開について行くのに必死になっていた。
天気とその場の雰囲気がリンクしている演出は粋。
もちろん性的指向がこの作品の主軸にあることは承知しているが、それ以前に彼らの人としての魅力や葛藤している姿が印象的。
私自身の考えを押し付けるのは嫌なので、是非自分の目で見て感じてほしい。
