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スポンティニアスのかずシネマのレビュー・感想・評価

スポンティニアス(2020年製作の映画)
3.5
クリスマスツリー綺麗やね。

「クローネンバーグの映画かと思った」
という台詞にンフフフとなるw
「宇宙からの物体ナントカ」等、他にも映画の話題が度々。

設定がユニークやな。
「砕け散るところを見せてあげる」ってこれの事だったんかなぁ。(?)
青春もの。クラスメイトは爆発する。
テンポが軽快で、エピソードは結構入ってるけど詰め込み過ぎという事もなく、とても観やすい。爆発するけど。
「完全に子供」というノリから少し大人になる主人公の過程が描かれている。
17歳前後ってそういう時期よな。それまでよりもちょっと視界が開けてくる。
共和党への批判めいた事を言わすのだけはどうかと思ったけど(作品から少し浮いてる)、まとめ方も良かったと思う。

「苦しみの手放し方」は難しいよな、本当に。
これの最適解があるんなら教えてほしいくらいやわ。
時間薬に頼ってばかりやから。

ETのシーンめちゃ可愛かった。
「昔は大変だったともう言えないよね」
「今の方が悲惨…」
という両親と主人公の会話もなんか好きだった。
彼氏のお母さんとの会話シーンも好きやったなぁ…。

爆発に慣れたり萎えたり、たまに恐怖する様子を見ていると、サウスパークが実写になったらこんな感じかもな、と少し思ったw
この人でなし!
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