このレビューはネタバレを含みます
おばさん、凄い迫力だったな…
おばあさんかと思ったけどあの皺はきっと28年で失ってきたものの多さを表してるのね。。
ずっと怒鳴り散らしてて本当に胸糞悪かったけど執着してる対象が分かると途端に彼女のサイドにつきたくなってしまう。。
多分この監督は死刑反対なのよね。
入り口のところで死刑反対ってプラカードあげてる子たちがみんな若くて真っ直ぐに正義を信じてる感じが凄く心を抉られた。
最後にはどのキャラクターの気持ちも理解できるようになるのが不思議。
私にはやっぱりどっちが正しいかなんて分からないや。
もうすぐアメリカで初めて女囚への死刑が執行されるんだけど、ニュースとか観てると被害者の友人とかはガッツポーズしてたり「私がボタンを押してやる」みたいに言ってて。
当事者になった時、自分はどう考えるだろうなって思いながら観てた。
