えいがうるふ

11月1日のえいがうるふのレビュー・感想・評価

11月1日(2019年製作の映画)
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SSFFグランプリ作品とのことだが、うーん。最初から最後まで重苦しくてげっそりする話だった。母と娘の話なので、個人的に実母に対して複雑な気持ちをいまだ抱えている自分にとっては、作品内容とは直接関係がなくとも色々な思いがフラッシュバックしてきつかった。逆にいえばそれだけ迫真の芝居だったということだろうし、この短い尺でここまで容赦なく気持ちを沈ませることができるという意味では、確かに傑作なのかも知れない。
でも自分にはとてもスコアがつけられない。

2020SSFFの受賞作といえば、先日レビューを書いたジャパン部門の優秀賞作品も自分にとっては完全にアウトだったし、よもや選考基準や傾向がことごとく自分の好みから外れているのかもしれない。録画してある残りの作品を観るのが怖くなってきた・・・。