♯6 連続殺人鬼とJKの心が
入れ替わりました。
舞台は米国の地方都市
ホッケー風のマスクを被った殺人鬼
【ブッチャー】が、
2組の高校生カップルを惨殺する。
残酷映像からスタート。
主人公は陰キャのJK
母親はアル中のシングルマザー
姉ちゃんはブリスフィールド市警の警官
親友は黒人JKとゲイの男子という
現在ハリウッド映画の定番となる
多様性を意識した人間関係
学校ではスクールカースト上位のJKから
マウントを取られる日々。
連続殺人鬼ブッチャーに
古代マヤ文明の生贄の心臓を切り取る
『ラドーラのナイフ』で刺された時にお互いの心と体が、入れ替わってしまう。
元の体を取り戻すには、
24時間以内に
同じナイフで相手を刺す必要があり
仲間と共に
『24』ミッションをこなしていく
スラッシャーコメディです。
◆良い点/注目ポイント
・コメディ映画なのに残酷描写が
えげつないと思っていたら
ホラーで有名な
あの【ブラム・ハウス】の制作映画でした。
・ヴィンス・ボーンのJK走りや、
表情やキャラが本当にJKになりきっていて凄い演技力です。
◆改善点
・主人公のJKがいじめられキャラとは思えない程の存在感。
金髪で背も高く
顔も派手で
姉ちゃんが警官
いじめられる要素がありません。
着ぐるみ担当ではないチアリーダーで
アメフト部の彼氏が居そうです。
それに対して主人公に対し
執拗にマウントを取ってくる
背の低いヒスパニック系の女の子の方が、
主人公に向いています。
・お姉さんのお下がりなら
可能性が有りますが、
陰キャラJKのクローゼットに
赤いライダースジャケットは、
掛かっていないはずです。
◆総括
・『ハッピー・デス・デイ』が、
抜群に面白かったので、
クリストファー・ランドン監督作に対し、
ハードルを上げすぎてしまったかな?
という感じでした。
またこの作品を見たら無性に
80年代に作られた
ジョン・カーペンター監督作品が
恋しくなります。
-2022年6本目-