主人公は1995年のアイルランドおける“碇シンジ”。
ヒロインは綾波よりはアスカ寄りといったところ。
1995年における様々な差別の資料集といった印象の映画。
人を勇気づけるものや開放するものが結局「お金」というところが現実的&皮肉で面白かった。
当時を描いているため、最近の流行のようなキャスティングがされておらず、新しい作品なのに非常に懐かしさをおぼえた。
キスシーンは過剰な演出が無く、とても見やすくて助かった。
それよりも性的なアピールを頑張る女の子のシーンに気持ち悪さがある。
あの年代の、あの空間における自分の身の置き場や見られ方がどれだけストレスになるのかがよくわかる。