ドラァグクイーンの胸に身を預けて踊るシーンが美しすぎてオンオン泣いてしまった。父親から押し付けられたpatriarchyに絡め取られるのは仕方ないけどそれを他人への身体的暴力につなげてしまうのはダメでしょ…というエディへの苛立ちが募ってきて途中はまともに見てられなかった。教室で半ば無理やりキスしてしまうところとかも、男性優位的な価値観が染み込んでいるからなのかな~など。集合ガレージのようなところに住んでいるアンバーは「セックスエデュケーション」のメイヴとそのまま重なる。映画の手触りとしては「シング・ストリート」のようなジョンカーニー作品(アイルランド出身)と近いか。
