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恋人はアンバーのneroliのレビュー・感想・評価

恋人はアンバー(2020年製作の映画)
4.2
■”恋人”のふり!?をするとある高校生の話〜🎬■
 
 
本作は逆に新鮮で面白い映画でした〜
 
アイルランドは、カトリック教会の影響が非常に強い国。
性に関しては保守的な国でした。

同国では、1993年までは同性愛が違法とされていたのですね〜
そして、2年後の1995年の話。
 
 
偏見が残るある田舎町の高校生カップル〜♡
 
道ですれ違うと、ただのカップルに見えるかもしれませんが、二人の事情は違っています〜
 
二人は面白い友情で繋がっています〜 
 
映画の中では、友情としての絆が深まっていくので、もしかして、本当のカップルになるってことはないよね?なんて、一瞬思っちゃったりしましたが、笑 



 
■デビッド・フレイン監督の自伝的映画〜🎬■
 
 
デビッド・フレイん監督自身の自伝的映画だそう。
10代、20代の時の苦悩を映画にしたとのこと。
映画の中でのエディが監督自身と考えられる。
 
喜劇と悲劇は表裏一致とおっしゃっています。
本作は、コメディとして笑い飛ばして描いでありますが、若かりし時の監督は、苦悩に満ちた青春時代を送っていらっしゃったのでしょうね…。
 
 
映画の中で、ダブリンのゲイバーに初めていく二人、エディとアンバー。
エディはドラァグクイーンのジョニー・ウーと踊る。
 
 
この時の体験は、監督自信、最も居場所を見つけた瞬間だったそう。
監督にとって、ドラァグクイーンとの出会いは母性的な居場所と感じたそう。
 
 
昔のゲイの方々の苦悩がよくわかる映画ですし、最後は感動的でステキな映画です〜♪
 
 
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