ASA

シングルマンのASAのネタバレレビュー・内容・結末

シングルマン(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

一貫してとっても綺麗で、美しい映画。
夜一人でしっとり観るのに最適。
静かでゆったりしているので私は大好きやった。

「キングスマン」以来 初のコリンファースさんやったけど、変わらずスーツ姿でビシッと決まってて、でも人間らしさもあるジョージが切なくて切なくて仕方ない。

ひとつひとつ、登場人物それぞれのセリフが深くて考えさせられるし映画にリンクしてる。誰一人として意味のない人がいない。

どんな形であれ失恋を経験したことがある人なら誰もが共感できるところがありそう。
チャーリーの寂しい雰囲気、しがみつきたい衝動がリアル。女性らしい。

基本静かなシーンばかりやけど、時たま大声を張り上げるシーンもあってよかった。
ジムを失い色味のない世界で生きているジョージに、光を与えてくれる人々。その光が射す瞬間がこちらとしてもすごく安心する。光のあることがいかに素晴らしいことか!再び光がなくなればこちらまで気分が落ちる。本当にジョージの表情すべてが切ない。。

様々な出会いはあれど、ジムは何者にも代えがたい存在。
ケニー役のニコラス・ホルトさん、カルロス役のジョン・コルタジャレナさんどちらもハンサム。(イケメンというよりはハンサム。)

しかもこれがたった1日の出来事なのがもう、、。随所で時計が映し出されるんやけどその演出もすき。
ジムを突然失って、その場所や物に関する過去の思い出が次々に思い出されて、もう生きる気力もない。もう今日で終わらせようと死への準備を進めるも、様々な邪魔が入って結局断念、するも、、、。
いつ死が訪れるかわからないし、自分では選べないのがつらい。

追加音楽担当が梅林茂さん…。